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部の歴史と現在
日本の学生バドミントンは、我が部が創部した1947年に明治大学と慶応大学の三大学でスタートしました。我が部は、昭和30年代にインカレで7連覇するなどして、全日本代表選手を輩出し日本のバドミントン会をけん引してきました。1957年には女子バドミントン部が誕生しました。しかし、1970年代に本学の体育会全体の人材不足や東部の戦力低下を背景に3部に降格すると、4部5部を主戦場とする永い低迷期に入りました。さらに体育会の負の面である封建的体質などもあり1980年代後半には男子部が1名になったこともありました。1990年代に入り6部まで降格する時期もありましたが、そのころから、OBOG会を中心に厳しいが明るく開かれた体育会バドミントン部を目指す動きが出てきました。私たちは伝統を大事にしつつ、今自分たちが求めるもの、必要とするものを常に考え生み出すことを重視しています。現在、我が部には初心者からレベルの高い実力者まで、さまざまなレベルの部員がいます。そして、バドミントンの経験もさることながら、育ってきた環境や考え方・価値観も部員によって様々であります。多様な経験や価値観を持つものが、お互いにを尊重し、認め合う新しい伝統を大切にしていきたいと思っています。私たちはバドミントンの強い弱いで人を判断しません。我が部はただ強くなること、勝つことだけを目標にはしていません。多様な部員が集まるチームで、各々の考え方や気持ちを理解し、そして尊重しあい、時には足りない部分を指摘し、補い合うという「チーム力」をそろえた集団であることを目指します。
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